毎月の売上を安定させる会員制サイト構築のコツとおすすめシステム
当記事では、会員制ビジネスに必須の知識や仕組み、売上安定のコツを紹介します。
こんな業種の売上安定に役立つ情報です。
- ピアノ教室
- ヨガ教室
- 料理教室
- ゴルフレッスン
- 卓球教室
- 気功
- 古武術
- 健康
- クリエイター
- パーソナルトレーナー
- 投資系
- 占星術
- 不動産
- 経営者塾
- 美容師
- コーチング
- コミュニケーション
- 整体院
- 一般社団法人
この記事を読むことで得られる内容
- 会員制ビジネスはなぜ売上安定につながるのか。
- スモールビジネスにとって会員制ビジネスはどんなメリットがあるのか。
- そのメリットを活かすにはどんな仕組みが必要?
会員制サイト運営6年以上のキャリアをもつ立場からわかりやすくお伝えします。
- 売上が安定しない
- 稼働した分しか収入にならない
- 時間の切り売りから抜け出せない
これはスモールビジネス運営にとってリアルな不安要素ですよね。
特にひとり経営や少人数運営の場合、対応に限りがあり、どうしても時間の切り売りになりがち。
そんな悩みを解決してくれるのが会員制ビジネスです。
会員制ビジネスと聞くと、システム導入に費用がかかりそう。
システムの構築に専門知識が必要では?などと思われるかもしれません。
しかし、最近ではスモールビジネス向けの会員制ビジネス構築システムも増えています。
この記事の中でおすすめしている会員制システムは、私自身が2018年から現在もオンラインスクール用に利用しており、集客や接客の自動化、高額商品やサブスク契約をいただける関係作りに活用し、売上安定につながっています。
下記は実際に運営中のスクール会員専用ページ。
売上が安定すると、本当にやりたいことに時間を使えますし、質の良い顧客だけを選ぶ余裕もできます。
できるところは自動化、かつ、顧客との関係も築きつつ、安定した売上確保をしたい人へ。
私の体験を踏まえ、会員制ビジネスに必須の知識や売上安定のコツをわかりやすくお伝えしていきますので、安心して読み進めてくださいね。
会員制サイトが注目される理由
会員制サイトとは、特定のユーザーが会員登録をすることでアクセスできるWebサイトのことを指します。
最近では、会員制ビジネスへの需要が急速に増えており、個人でも小規模企業でも会員制サイトを簡単に立ち上げ、事業として成功させることが可能です。
今、会員制サイトが人気なのにはいくつかの理由があります。
理由 1. オンライン化の加速
私たちはスマホを使って、いつでもどこでも情報を手に入れることができる時代に生きています。
音楽、ビデオ、ゲーム、学習の場まで。
昔はCDを買ったり、通学して学んでいたものが、今ではオンラインで簡単に手に入れられるようになっています。
例えば、Netflixで映画を見たり、Spotifyで音楽を聴いたり、YouTubeで学習するのがその例です。
つまり、消費者が「オンラインで購入し、学び、楽しむことに抵抗がない」日常となっています。
理由 2. オンライン販売による低コスト化
物理的な商品を製造する必要がないため、製作費用を大幅に削減できます。
例えば、CDや本を作るには高額な費用がかかりますが、ダウンロード可能なデジタルコンテンツなら、1つの製作物を多くの人に瞬時に配信することが可能です。
デジタルコンテンツは、減りもしなければ腐りもしない。
低コストで安定した売り上げを生み出してくれるコンテンツなのです。
理由 3. デジタルコンテンツの収益化が容易
現在は、デジタルコンテンツを販売するシステムや環境も個人で簡単に導入できるようになりました。
インターネットの普及、オンライン決済の進化、配信プラットフォームの充実、サブスクリプションモデルの普及といった背景により、個人や小規模事業者でも簡単にデジタルコンテンツを収益化できる環境が整っています。
そんな会員制ビジネスを構築することでどんなメリットがあるでしょうか?
大きく次の3つのメリットに注目してみましょう。
会員制ビジネス構築で得られる3つのメリット
メリット 1. 会員限定コンテンツは安定した収益源となる
会員制サイトを通じて会員だけが利用できるコンテンツを提供することで収益化につながります。
その会員限定コンテンツには、どのようなものがあるでしょうか?
会員限定コンテンツの例
- 無料特典ダウンロード
- eBookダウンロード
- 有料メルマガ
- 有料オンラインセミナー
- 月額会員制サイト
- 電子書籍の年間購読
- オンライン学習プラットフォーム
- デジタルチケット販売
- データ共有サービス
これらの会員限定コンテンツを提供しながら、次で紹介する顧客との関係を強化していくことで販売単価を上げる可能性が高まります。
メリット 2. 顧客との関係強化が容易になる
会員制サイトは、顧客との関係を深める場として活用できます。
会員制サイトにログインした際、下記のように顧客向けたメッセージ表示されるだけで、特別感が生まれます。
これにより、顧客は自分が大切にされていると感じることができます。
下記は私が運営しているスクール会員がログインした直後のページ。
通常のウェブサイトは、多くの人々に向けて情報を発信しますが、会員制サイトでは各個人に向けてよりパーソナライズされた体験を提供することができます。
個別対応が可能でリピーターとファンが増える
顧客となってもらうにはいくつかのステップを踏む必要があります。
下記に見込み客がファンになるまでの過程を示します。
見込み客がファンになるまでの過程
WebサイトやLPの訪問者が
↓
メルマガ購読者になる
↓
お試し無料会員になる
↓
有料会員になる
↓
プレミアム会員になる
会員制ビジネスの場合、この過程が下に進むほど、ファン化が進み、購入額も増えていきます。
初めから最上位のサービスを申し込む人は少なく、多くはお試し無料体験に満足してから、有料会員やさらに上位のサービスに進みます。
運営者は、無料、有料、プレミアム会員それぞれのレベルごとに適切な対応を提供する必要があります。
例えば、
- 情報提供: 会員レベルに合わせたメルマガ配信
- 特典: 会員レベルに応じた特別割引や特典の提供
- イベント招待: 会員レベルに応じた特別イベントへの招待
などです。
下記は私が利用しているどんメルのシステム管理画面です。
会員ごとに細かくレベルやステータスを管理して、それぞれに適したメルマガ配信、サービス提供、サポートをしています。
一度限りの購入者よりも、何度も購入するリピーターを優遇する方が重要です。
こうした優遇により、さらにファンになってもらうことができ、上位のサービスや商品を購入する可能性が高まります。
メリット 3. 継続課金の導入による経営の安定化
会員制サイトを運営しようと考えている方は、「顧客生涯価値」という概念についてご存知かもしれません。ここで改めて確認してみましょう。
LTV(顧客生涯価値)とは?
LTV(Life Time Value)は、顧客が企業やブランドとの取引を開始してから終了するまでの期間に生み出す総利益を示します。
例えば、月額3,000円のサービスを提供している場合
- 6ヶ月利用後に退会した場合のLTVは、3,000円×6ヶ月=18,000円
- 12ヶ月利用後に退会した場合のLTVは、3,000円×12ヶ月=36,000円
このように、各顧客のLTVは異なりますが、全顧客の平均を取ることでマーケティング戦略を立てやすくなります。
例えば、顧客1人あたりの平均LTVが10,000円であれば、顧客獲得にかけられる広告費の目安は10,000円以内となります。
会員制ビジネスでの継続利用のアイデア
会員制ビジネスでは、顧客に長く利用してもらうことが成功の鍵となります。
継続利用を促進するためには、以下のような施策が効果的です
- 毎月新しい魅力的なコンテンツを提供する
- 顧客からの質問やサポートに迅速に対応する
- 誕生日には特別なメッセージを送る
- リピーター向けの特別クーポンを発行する
- 積極的に顧客とコミュニケーションを取る
これらの対応を通じて、顧客満足度を高め、継続利用を促進することができます。
次に決済面での利便性についてみてみましょう。
会員制サイトでの継続課金と契約管理
クレジットカード決済機能を持つ会員制サイトを構築すると、支払い手続きにかかる手間を大幅に削減できます。
見込み客が一度顧客となり、有料会員、そしてプレミアム会員へと進む決済プロセスを一貫して同じサイト内で行えるため、顧客は安心して利用を続けることができます。
また、既存顧客に対する販売は、新規顧客に対する販売よりもはるかに効率的でコストも少なく済みます。
慣れ親しんだ会員サイト内での決済は、アップグレードや追加購入を促進する上で非常に効果的です。
これにより、基本の有料会員からさらに高額なサービスを提供することで、収益性の高い会員制サイトを運営することが可能になります。
こうした仕組みを活用することで、経営の安定化を図ることができます。
ここまで、会員制ビジネス構築のメリットを紹介してきましたが、それを実現させるためにはどんな機能が必要でしょうか。
次の章から確認していきましょう。
有料の会員制サイト構築に必要な機能
新規会員登録からコンテンツ提供までの流れから考えると下記の3つの機能は最低限必要です。
- 会員登録フォーム
- 会員登録時の決済フォーム
- 会員限定のマイページ機能
加えて、会員レベルごとに対応するには、ざっくりですが、次のような機能が必要です。
会員レベルごとに対応するための機能の例
- 会員レベル別の顧客リスト(メルマガ・ステップメール)
- 会員用コンテンツページ(動画視聴・ダウンロード)
- 会員レベルごとに見せるコンテンツの出し分け
- 継続課金の契約・停止処理
- 購買履歴、利用履歴、継続履歴等の検索、顧客グルーピング機能
- 質問サポート用のメッセージ機能
通常、このようなシステムを一からプロに制作を依頼すると100〜200万円は軽くかかります。
私も自分のオンラインスクールを月額制にリニューアルしたくて、何とか上記の機能をWordPressで実現できないか、かなりの時間をかけて模索しましたが、WordPress単独の機能では限界がありました。
そこで見つけたのが現在利用している会員制ビジネス構築システム、どんどん!メルマガ応援団(どんメル)です。
おすすめ会員制ビジネス構築システム
どんどん!メルマガ応援団(どんメル)
どんどん!メルマガ応援団はオンライン学習サイトや会員制ビジネスの構築、運用、自動化に必要なシステムを一括で導入できるサービスです。
このシステムは、WordPressとの相性がよく、指定タグをコピペするだけでWordPressと連動が可能です。
LINEとの連携が簡単なのも魅力。
14日間の無料お試しがありますので、気になる方は利用してみてください。
スモールビジネスでも導入しやすい価格。
そして実現したいと考えていた機能が揃っていたので、まずは無料登録で試し、導入を決めました。
導入の際は、親身になってサポートいただけたので安心して進められたのも嬉しかった点です。
このシステムに出会っていたからこそ、個人事業の私でも月額会員制サイトを立ち上げ、運営を継続してこられたと思います。
私の場合は、月額制のWebデザインスクールでしたが、下記のようなビジネスモデルの方にもおすすめです。
- コンテンツ提供型
-
知識やノウハウを動画、電子書籍、音声ファイルとして販売するモデル
- ツール提供型
-
役立つツールやビジネスシステムの月額利用権を販売するモデル
- サービス提供型
-
コンサルティングやカウンセリングなど、形のないサービスを提供するモデル
毎月の売上を安定させる会員制サイト構築のコツまとめ
- 売上が安定しない、稼働した分しか収入にならない、時間の切り売りから抜け出せないなどのスモールビジネスの課題
- 会員制ビジネスはこれらの課題を解決する手段として有効
- 会員制ビジネスは大手企業だけでなく、小規模事業者や個人でも簡単に取り組むことが可能
- 会員制サイトの運営で売上安定、顧客関係の強化、経営の効率化が実現できる
- 会員制ビジネス構築で得られる3大メリット
- 会員限定コンテンツの提供による安定収益
- 顧客との関係強化によるリピーターとファンの増加
- 継続課金の導入による経営の安定化
会員制ビジネスは、スモールビジネスが抱える多くの課題を解決し、ビジネスの安定と成長を支援します。
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